フランスの外遊びをコンセプトにしたブランドとのコラボモデル
ルノー・ジャポンはフランスの外遊びをコンセプトにしているライフスタイルブランドとコラボレーションした60台限定の「カングー ラ・タント・イレーズ」を発売。価格は税込み274万円。
遊びの空間をコンセプトにしているカングーはライフスタイルに合わせた使い方ができるフランス製のミニバン。ゴルフバッグなどのスポーツ用品を積んだり、ペットと一緒に出かけたりと、さまざまなニーズに応えてくれる。
また、釣りやキャンプなどアウトドアシーンでも、積載力に優れて、さらに疲れず快適に移動できることから日本でも愛され続けている1台だ。そして今回の限定車はカングーらしくフランス流のアウトドアを提案するスタイルとなっている。
「ラ・タント・イレーズ」はパリ・マレ地区発のブランドで、ブランドアイコンのテントを中心にバッグや雑貨、アパレルなどを手がけており、そのアイテムはホームページを見るだけでも楽しいオリジナル性の高いフレンチデザインを採用している。
さてカングーだが、エクステリアに施された森をイメージした専用色「ヴェール・ジャットM」はこれまでに採用していないカラーの一つ。
「似たようなカラーを出すかもしれないが、同じ色品番でラインアップする予定はない」と広報の佐藤さんは言う。そこにカングーのZENでもアクティフにもないシルバーを取り入れたフロントバンパーを採用することで特別感を演出している。
両サイドのドアに描かれているデザインはラ・タント・イレーズのデザイナー、ブリス・セッカルディさんが2カ月かかって製作したもの。深い緑色を基調に山の精神を具体化し、視覚的に自然でありながらテクノロジー的な印象を与えるコンセプトとなっている。
よく見ると、ラ・タント・イレーズ製のテントが並び、月と動物、そして水面に映るシーンを切り取ったデザインは、ボディカラーと見事に調和している。ちなみに絵柄は右ドアに鹿、左ドアに熊と、左右で異なる。さらにリヤの「RENAULT」エンブレムの下にロゴステッカーが貼られ限定車であることを主張。
内装は、ブラウンのカバナ製専用シートカバーの背部のパンチング部分に本革を採用することで高級感を演出する。またヘッドレストに刺繍のロゴを施している。常に体が触れる部分だからこそ、嬉しい装備だ。
また、成約をするともれなくラ・タント・レイーズ ドライビングキットをプレゼントするという。その内容はテント(1番右側 No.1 イル・ド・ユー)、限定スウェット(サイズはS&M 2着)、限定カップルバッグとなっている。
もちろんキャンプなどに欠かせないマルチルーフレールも装備している「カングー ラ・タント・イレーズ」をまずはディーラーで確認してほしい。