0-100km/h加速2秒切りを目指す4億円のモデル
人材派遣・紹介・受託開発を行なっている日本の企業アスパークが、フランクフルトショー(フランクフルト・モーターショー、略称:IAA)に出展している。そのブースの舞台に並んでいたのはアウル(OWL=フクロウの意味だが音もなく舞い降りるその姿を重ね合わせ、命名された)と名付けられた1台のマシン。現地時間9月12日に開催となったプレスカンファレンスでは、アスパークの吉田眞教代表取締役が登壇し、日本語でこの車両の解説を行なった。
今回ここでお披露目されたのはそのプロトタイプ。現在栃木県某所でその開発を行なっているという。現時点で、ボディのデザインの大きな変更はほぼ無いとしている。ただ、現在のキャパシタ搭載に、さらに航続距離を延ばすため(一充電で100から150km想定)リチウムイオンバッテリーを追加搭載することになるだろうとのことだ。また、現在はまだ給電口なども用意されていない。こちらは販売地域に合わせた整備をするとして、まだ取り付けられてはいない。市販化に向けてまだまだやること沢山ある、と開発者は語る。