大人から子供まで楽しみながら学べる内容
8月12日(土)から13日(日)に、極大を迎えるペルセウス座流星群の観測を体験できる、SUBARU WEB COMMUNITY#スバコミ開催の星空オフ会に参加してきました!
毎年8月12日、13日頃を中心に活動するペルセウス座流星群。出現する流星の数が多く、目視でも確認できるのが魅力の1つです。
今回のオフ会では、この流星群の鑑賞のほかに、星のソムリエ®による「”SUBARU”と”すばる”のヒミツ&今夜の星空解説」、「手作り望遠鏡(夏休みの自由研究)」、「月の撮影(時間によっては土星の環撮影)」もプログラムに含まれており、大人から子供まで幅広く楽しめる企画となっていました。
筆者も流星群の鑑賞や天体観測は初めて。そんなこともあり気合いを入れて、星座柄ワンピースと宇宙柄リュックを装備し、いざ星空の旅へ!
応募数は予定していた50組100名を大幅に超える、134組270名にも及び、最終的には41組118名の参加となりました。駐車場に並ぶ車種を見ると、やはりSUVのフォレスターや、ステーションワゴンのレヴォーグなど、荷物を積んで遊べるクルマが多かったのが印象的です。
流星群鑑賞の前に、少しだけペルセウス座流星群について勉強。ペルセウス座流星群は、冬に観測されるしぶんぎ座流星群とふたご座流星群とともに、3大流星群の1つと言われており、年間1、2位を競う流星数を誇ります。
2000年近く継続して観測されている歴史ある流星群でもあり、ギリシャ神話に登場する勇者・ペルセウスがモデルになっています。
ペルセウスは、怪物ゴルゴンの1人、その姿を見た者はあまりの恐ろしさに石になってしまうという「メドゥーサ」の首を討ち取る難題を命ぜられ、冒険へ出ます。さまざまな困難に対峙するも仲間に知恵をもらい、メドゥーサと勇敢に戦い、首を討ち取ることに成功します。
そしてメドゥーサとの戦闘の帰り道、クジラのような海の怪物・ティアマトに襲われていたエチオピア国の姫・アンドロメダを見事に救出します。その後2人はめでたく結ばれ、ペルセウスの功績は称えられ、夫婦で天上に昇り星座になることが許されたのです。
そうして誕生したのが、このペルセウス座。右手には剣、左手にはメドューサの首を持っています。ペルセウス座で最も有名な恒星・アルゴル(悪鬼を意味する)はちょうどメドューサの目の辺りに見られます。