【意外と知らない】クルマの内装の傷の直し方とは? (2/2ページ)

ドアの内張りの下部分は泥などが付いているだけのことも

 またドアの内張りの下部分に付く、クツ先の跡は、実際にキズのこともあるが、ただ泥が付いているだけのこともある。この場合は中性洗剤を水で薄く薄めたものを使って、ブラッシングして様子を見てみるといい。

 そしてもうひとつの素材である、布だ。キズというよりも、ほつれがよく起こるが、これは素人レベルでは正直なところ直すのは無理。内装の専門店が探すとあるので、そこに持ち込んで、洋服の修繕のような方法で、ほつれを取り除いたり、縫ったりして補修していくしかない。プロにかかれば、切れてしまった部分も、うまく縫い合わせたりして、直してくれる。

 ちなみにレザーだが、こちらもキズは付きやすい素材ではある。引っかけると「ミミズバレ」のようになるなどデリケートなのだが、レザーは表面をなめしたうえに塗装をして作っているので、一度キズが付くと補修は困難だ。せいぜい同じような色を塗って目立たなくするしかない。

 完璧を求めるならクルマのボディのようにキズを埋めて、再塗装するしかキズを補修できないので、日頃の扱いを注意したほうがいいだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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