360馬力にパワーアップしたエンジンで違反者を逃さない
そんなマークX “+Mスーパーチャージャー”のチューニング内容のトピックはなんといっても専用スーパーチャージャー&専用ECUの装着だろう。これにより、360馬力/50.8kg-mというすさまじいパワーを手にしているのだ。(ベース車は318馬力/38.7kg-m)
また、増大したパワーに対応するべく20mmダウンとなる専用スポーツサスペンションを装着。見えない部分となるが、この専用足まわりはモデリスタのイメージカラーである緑にペイントされている。
さて、ここからは覆面パトカーとして納入されたマークXの特徴について述べて行きたいが、そもそもスーパーチャージャー仕様車がほとんど売れていない現状を考えると、リヤに「+M」のエンブレムが貼ってある時点で覆面パトカーの可能性を疑ったほうがいいだろう。また、15台ほどの台数が投入されたと言われているが、全車がホワイトパールクリスタルシャインのボディカラーを纏っている。さらにモデリスタ製のエアロパーツを装着しているのも特徴と言えるだろう。
ちなみにマークXはスーパーチャージャー仕様以外にも覆面パトカーとして導入実績があるが、そのすべてが3.5リッターエンジン搭載車となる。つまり、純正で18インチのホイールを装着していることになるわけだが、一般ユーザーが購入しているマークXの多くが2.5リッター仕様ということを考えると18インチを履いたマークXには要注意、と言えるだろう。
もちろん、覆面パトカーにお世話になるような運転をしない、というのが基本中の基本であることは言うまでもない……。