駐車時にクルマをまっすぐ駐めるコツとは? (2/2ページ)

隣のクルマではなく白線を基準にする

①出来るだけクルマを、左側の駐車スペースに寄せて近づく(50~70センチ間隔になるまで接近)。

②駐車枠の左角が、ドライバーの真横になる位置まで前進したら一時停止。

③停車した状態のままハンドルを右側に切って(すえ切り)、それから右方向へ前進。

④出来るだけ、左のドアミラーに、駐車スペースの左角(ピボットエリア)が、写り込むまで前進→停止。

⑤この一時停止のまま、今度はハンドルを左側にフルロック(目いっぱい切る)させて、それからバック開始(徐行)。

⑥後輪タイヤが左右とも駐車スペースに収まったら、ハンドルを戻しはじめ、駐車スペースの白線と、自分のクルマが平行になったら、ハンドルを直進状態に戻して、輪止めに当たるまでバックすれば完了!

 白線ではなく、隣のクルマを目安にし、隣のクルマと平行になることを狙ってもいいのだが、そもそも隣のクルマが真っ直ぐ駐車されていないことも考えられるので気を付けよう。ポイントは、サイドミラーを見やすく調整し、しっかり駐車スペース(白線)を目視すること。

 動きながらではなく、あえて「すえ切り」で、フルロックさせてから動き出すこと。戻しはじめは、タイミングを早く、操作はゆっくり行って、戻し過ぎないよう、ミラーで位置を確認しながら操作する。最終的には、ハンドルを直進状態に戻してバックし、フィニッシュするのが一番のコツ。練習すれば、比較的簡単にまっすぐ止められるようになるはずなので、苦手意識のある人は、少し集中的に繰り返し、車両感覚と操作のタイミングをモノにしよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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