偽装をしているが9月6日に公表する新型リーフに間違いなし!
日産のEV(電気自動車)攻勢が加速する。ノートe-Powerが絶好調で、日産は久々に小型車クラスで国内販売ナンバーワンを記録した。e-Powerは発電用のエンジンが付いているが、動力としてみると電気モーターだけで走る完全なEVだ。このノート出現で、日本ではEVに対するアレルギーがかなり解消されている。
すでにEV関連では、アウトランダーやプリウスに続きBMW、ワーゲンまでもプラグイン・ハイブリッドPHEVを発売し「電気自動車は不安」というイメージは激減している。問題は純粋EVの場合、航続距離と値段との関係だ。
そんななか、日産は世界でもっとも売れているEVのリーフをフルモデルチェンジ。新型は9月6日に公表すると発表した。その後、すぐに販売が予定されているが、WEB CARTOPでは、国内の公道で最終テストを行なっている新型リーフの姿をとらえることに成功! これまで国外で擬装された新型リーフの姿がキャッチされていたが、関東近郊を走るテストカーの姿をとらえたのは初めて。WEB CARTOPの新鮮なスクープである。場所は神奈川県の鎌倉市だという。
新型の後続距離は、以前IDSと呼ばれるEVショーモデルの航続距離が500-550kmと発表されていたから、今度のリーフにはかなりの期待が寄せられていた。最新情報ではJC08モードで400km超え、実用電費で見ると300km程度になるというから、これなら日常ユースではほとんど問題ない。ひょっとすると、ノートe-Powerに続いて、大ヒットする可能性も高い。
新型リーフはもう一つ魅力的な装備を載せてきた。セレナで話題になったプロパイロットだ。これは自動運転に近い運転支援システムである。まさに、最新テクノロジーで武装された日産渾身の新型EVだ。プロパイロットはセレナに続き新型Xトレイルでも装備されたことで、その実力が高く評価されている。
プロパイロットは使い方さえ間違えなければ、極めて便利で安全な自動運転に近い装備だ。自動ブレーキはスバルのアイサイトが優秀で有名だが、最近の日産プロパイロットの自動ブレーキ性能はアイサイトに負けず素晴らしい。高速道路での運転サポートも、実用性も高い。高速道路を同一車線内で自動運転する機能を持っているのだ。
さらに、自動駐車機能も大きく進化しているようだ。車庫入れの苦手な人には嬉しいシステムであろう。
フルモデルチェンジでフロントグリルも大きく変わる。最近の日産車が採用しているVモーションと言われる精悍な顔に生まれ変わる。