エンジンはガソリンとディーゼルの2リッター直4ターボを用意
エンジンはガソリンおよびディーゼルの新世代「インジニウム」2リッター直4直噴ターボを設定。300馬力仕様のガソリンエンジン搭載車では、0-100km/h加速6.4秒、最高速度243km/h(電子リミッター制御)を発揮する。
そして、ジャガー初の「アクティブ・ドライブラインAWDシステム」を採用。路面条件や天候に合わせてトルク配分を電子制御し、高い安定性と動力性能を確保しながら燃費も向上させる。
そのほか、前後レーダーによる「パーキング・エイド(フロント・リヤ)」を標準装備したほか、ステレオカメラを用いた予防安全システムを設定。歩行者検知機能を含む「自動緊急ブレーキ・システム(AEB)」に加え、「レーン・キープ・アシスト(LKA)」、「トラフィック・サイン・レコグニション(交通標識認識)」、「インテリジェント・スピードリミッター」、「ドライバー・コンディション・モニター」を実装可能としている。
さらに、ステレオカメラと電動パワーステアリング、リヤレーダーと連携して、車線変更時の衝突を防ぐ「ブラインド・スポット・アシスト」や、見通しの悪い交差点を走行中に接近車両をドライバーに警告する「フォワード・トラフィック・ディテクション」、歩行者との衝突時にエアバッグをボンネット上に展開する「歩行者保護エアバッグ」も用意された。
また、従来よりも投影できる情報を66%増加させたジャガー初の次世代「ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)」を搭載。走行速度やナビの進行方向、安全性に関する警告などをフロント・ウインドウに大きくフルカラーで鮮明に表示される。
日本仕様のラインアップと価格の全容はまだ明らかにされていないが、メルセデス・ベンツGLAやBMW X1、アウディQ3、そして身内のレンジローバー・イヴォークが強力なライバルとして立ちはだかる。果たしてその走りは? 国内導入を楽しみにしてほしい。