土屋さんのスティントでクラス首位に立つもトラブル発生
16日の決勝は13時24分にスタート。今回はスーパー耐久の定番とも言える3時間レースなので、ピットインの義務は2回。シビック勢はおよそ1時間ずつを走って、次のドライバーにバトンタッチする感じだ。
レースは序盤こそ45号車のアウディがリードするが、シビック勢がその直後をピタリと追走。97号車のスタートドライバーを務めた2輪出身の伊藤さんも頑張って、ほぼ団子状態で土屋さんにバトンタッチ。土屋さんも「バトルして、アウディを抜くことができました。パチパチ」と、クラス首位に立ってから悠々とピットイン。
ところが、中野さんへのドライバー交代で少しタイムロス。それでも僅差の3位で、これから挽回すればという矢先に、再び事件発生。チーム監督によると、「サスペンション関係で想定外のトラブルが発生して、緊急ピットインとなりました」とのこと。
レースは僚友のシビック98号車が優勝。これで4戦して3勝(2位1回)という圧倒的な成績でシリーズをリードしている。2位には45号車、3位には19号車のアウディが入賞。緊急ピットインで約4周を失った97号車は、残念ながらクラス4位でのフィニッシュとなった。
土屋さんは、「仕方がないけど、これもレース。結果は受け止めます。でも、前回の鈴鹿も今回のAPも、いいメンバーに恵まれて楽しかったです」と振り返った。