エンジンは2リッター直4ターボと6.2リッターV8
新設計のアーキテクチャーを用いたボディには、アルミ合金およびコンポジット素材をインパネフレームなどの各部に採用するとともにサスペンションも21%軽量化。重量をホワイトボディで60.5kg、車両全体で90.7kg以上削減している。
それだけの軽量化を果たしつつも入念なCAD設計により、フレーム剛性を28%アップさせた。 また、磁性流体ダンパー「マグネティックライドコントロール」を最上級グレード「SS」に搭載するとともに、ツアー、スポーツ、スノー/アイス、トラック(サーキット向け。「SS」のみ)から走行モードを選択できる「ドライバーモードセレクター」を全車に実装している。
グレードは、279馬力/40.8kg-mを発する新開発の2リッター直4直噴DOHCターボエンジンを搭載するクーペボディの「LT RS」と、オープンボディの「コンバーチブル」、461馬力/62.9kg-mを発する6.2リッターV8 OHV「LT1」エンジンを搭載する高性能クーペモデル「SS」の3種類。全車ともパドルシフト付き8速ATが組み合わされる。
価格は「LT RS」が516万2400円、「コンバーチブル」が602万6400円、「SS」が645万8400円。販売開始は11月11日。フォードとダッジが日本を去った今や希少な存在となったアメリカンスポーツの新世代モデル、しかも大胆な軽量コンパクト化でスポーツカーとしての資質を磨き上げた新型カマロを、日本の公道で堪能できるまであと4カ月の辛抱だ!