MT車のクラッチ特性も変更して扱いやすさを向上
日産のスポーツクーペ・フェアレディZがマイナーチェンジ。新型クラッチの採用により走りの質感を高めている。また、新しいボディカラーと新デザインのホイールで、よりスポーティな雰囲気に仕立て上げた。
パワートレインは高効率クラッチを採用したことで、ペダル踏力を軽減させている。半クラッチ領域の操作感を向上し、乗りやすさも向上した。
エクステリアデザインは、ヘッドライトとテールランプの輪郭をブラックハウジング化してディテールを強調。加えてアウトサイドドアハンドルやバンパー下部をブラック化して精悍な印象に。スポーツグレードであるバージョンST&Sは、ブラック塗装&切削光輝加工を施した、スタイリッシュな新デザインの鍛造19インチアルミホイールを採用している。
ボディカラーはカーマインレッドを追加。見る角度によって色彩が変化する、深みのあるカラーだ。 そのほかにも、車内からリヤゲートを開けられるバックドアアウトサイドオープナースイッチを装備。車内からリヤゲートのロックを開けられるようになって利便性が向上した。
また、フロントガラスの中間膜に遮音層を挟んで遮音性も向上させている。さらにフェアレディZニスモは、転がり抵抗を20%低減した新タイヤを採用し、運動性能はそのままに50km/h時のロードノイズを1db低減させている。