ACEステッカーをクルマに貼り8日目をスタート
9日間に及ぶグレートレースは、いよいよ今日と明日の2日間を残すのみとなった。昨日のレグ2で初めて「ACE(エース)」(規定のタイムぴったりにチェックポイントを通過したことを表すステッカーをもらえる)を獲得した国沢さん&コ・ドライバーの小島さん。しかし後半にクルマの調子が悪くなってしまい、最終レグは時間内に間に合わず、DNF(Do Not Finish)で途中棄権扱いになってしまった。また到着時間が遅かったため、ACE獲得でもらえるステッカーも「また明日ね」と持ち越しに……。
しかしようやく、念願だったACEのステッカーを無事にゲット! 早速ボディに貼る国沢さん(笑)。改めておめでとうございます!!
ちなみにDNFは2回以内なら完走扱いになるそうなので、国沢号はまだまだ完走できるチャンスが残っている状態だ。
前日、これまででもっとも深刻……というくらい調子が悪くなってしまった国沢号だが、昨晩、スーパーメカニックの喜多見さんが見事に修復。ちなみに疲れてそのままクルマの前で1時間ほど寝てしまったらしく、別のチームのクルーから「死んでるのかと思ったよ(笑)」と言われたとか……。
そんな喜多見さんの作業が実り、クルマは絶好調! 国沢さん曰く、過去最高に調子いいそうで、とくにインテークマニホールドの2次エアーを解消したのが大きかったようだ。パワーやレスポンスが格段に良くなったという。
「問題をひとつひとつ潰していって、今日ようやくすべてがクリアになった感じ。90km/hで巡航しても問題なかった。頑張れば100km/hまで行けるかもしれないね!」と絶好調のスバル360をノリノリで走らせる国沢さん。一方、「まだ怖いから85km/hくらいで抑えてほしいな~」と喜多見さん。何はともあれ、スバル360は過去最高のコンディションとなった。