アストンマーティンの高性能ブランド第一弾「ヴァンテージAMR」が生産開始! (2/3ページ)

V8が100台・V12が200台の台数限定

ホイールはV8に5スポークアロイホイール、V12には軽量10スポークアロイホイールが設定され、それぞれ3種類の異なる仕上げが用意される。 さらに、クーペ専用に、アストンマーティンレーシングとのパートナーシップから生まれたCFRP製フロントスプリッター、ダイブプレーン、サイドシル、固定式リヤスポイラーをセットにした「AMRエアロキット」を設定。

そのほか、ジュネーブショーに出展された「ヴァンテージAMRプロ・コンセプト」に装着されたホイールのデザインを模した鍛造アルミ「AMRヴァンテージホイール」をオプション設定。 そして「AMRチタニウム・エキゾースト」を装着すると、V12ヴァンテージの標準装備品に対し14kg軽量化され、かつ官能的なサウンドが得られ、エンジンレスポンスも向上する。

限定台数はV8が200台、V12が100台。発表されら価格はイギリスが97,995ポンド(約1400万円)、ドイツが126,995ユーロ(約1600万円)。納車は今年の第4四半期から開始される予定だ。 

アストンマーティンのアンディ・パーマー社長兼CEOは、「最初のAMRモデルを生産することができ、大変感動しています。限定生産車のヴァンテージAMRは、間違いなくマニア垂涎のコレクターズ・アイテムになると思いますが、ドライブしても非常に素晴らしいクルマに仕上がっています。ヴァンテージAMRのオーナーの方々は、公道だけではなく世界中のサーキットでもこのクルマの走りを楽しんでいただけると確信しています」とコメントしている。

また、ヴァンテージAMRの両モデルがル・マン24時間レースの会場に展示されるとともに、アストンマーティン・レーシングが今年もGTEクラスに参戦。その結果、#97号車がクラス1位、続く#95号車は9位という順位で幕を閉じた。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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