クルマに詳しくなくても下回りは覗くべき
また、メーターは車検証に過去の距離が記載されているので、見せてもらって付き合わせるといい。その際、点検簿も確認できるといいが、最近は個人情報の保護で、破棄しているなどと言われることも多い。怪しい気もするが、理由が理由だけにそれ以上見せてくれと言えないのが残念だ。
そして可能なら、リフトアップして下まわりを確認できるとベストだ。メカに詳しくないから見てもわからないと思う人も多いだろうが、サビ(雪国だとグサグサの場合も)やオイル漏れなどは詳しくなくてもわかるはずだ。リフトアップは無理と言われても、しゃがんで下を覗くのはできるので、最低限でもいいから見ておきたい。
最後は試乗だ。ナンバーや車検のありなしによってできない場合もあるが、逆にできる場合は絶対にしておく。たとえ敷地内だけと言われても、しないよりは絶対にしたほうがいい。試乗する際は振動はないか。真っ直ぐに走るか。異音はないかなど、五感を研ぎ澄ましてチェックしよう。
事故車は見て見抜くことはできなくても、試乗するとわかることも多い。ちなみに試乗できる状態なのに、不可といい張る場合は店への信頼欠如という意味でも、買うのはやめたほうがいいだろう。
そして最終的には店が決め手となるのは事実。店内外の状態やスタッフの対応など、商談をじっくりすれば見えてくるハズ。この店なら買ってもいいと思えるかが、結局は一番のカギだったりする。くれぐれも買い急ぐことだけはしないように!