美女を乗せて爽快ドライブ……は幻想!?
④女の子受けが悪い?
オープンカーは、女の子にも評判がいいイメージがあるかもしれないが、季節と時間、走る場所を選ばないと、かえって評判が悪いケースも。
海辺のドライブも、潮風で髪や衣服、肌がベタベタになりやすいし、山や高原は虫が入ってきたり、標高が高いと紫外線も強くなる。渋滞も排ガス、騒音、周囲の視線が気になるので……。
オープンカーに慣れていない女の子を乗せるときは、景色のいいところ、雰囲気のいいところだけ、ピンポイントで屋根を畳んだ方が効果的かもしれない。
⑤荷物が乗らない
オープンカーは、幌を折り畳んでおくスペースが必要なため、収納スペースが小さい。とくに2シーターのオープンカーは、大人二人のドライブ旅行でも荷物を入れるスペースに困ることも。そんなとき、パンクなどに見舞われると、テンパータイヤに交換後、標準タイヤが収まりきらないなんてことも……。
また、出かけた先で、購入したものやお土産をしまうのに苦労したという話も珍しくない。天井方向には、屋根を開ければ、アンリミテッドなので、ホームセンターで背の高いアレカヤシなどの観葉植物を買って、オープン状態で助手席に乗せて帰宅した、というツワモノも知っているが、基本的に荷物が乗らないのはオープンカーの欠点。
⑥鳥の落し物
オープンカーでは、駐車位置だけでなく、停車位置にも気をつけないと、空から鳥の落し物が降ってくることも。木の下だけでなく、電線の下なども危険地帯なので気を配ろう。短時間の駐車でも、にわか雨が降ってくることもあるので、セキュリティも考え駐車時はいったん幌を閉じることをおすすめする。
なお、シートの背面がビニールのクルマは、シートを前に倒しておくと、小雨ならシートが濡れなくて済む(古い英国車のオープンカーや、NAロードスターなど)。
その他、つばの広い帽子をかぶっていて、風で飛ばされたり、ウインドウォッシャー液が自分の方に飛んできたりと、細かい(?)失敗はまだまだあるが、真のオープンカー乗りは、これらの失敗も笑い飛ばして、楽しい思い出のひとつにしてしまいましょう。