バイエルンのエンジン工場という意味のドイツ語の頭文字
世界の自動車メーカーの社名の由来はさまざまだ。日本も含めて一番多いのは、やはり創業者から取ったものだが、もちろんそれ以外もあって、その場合は由来がわからないことも多い。
たとえばBMW。ビー・エム・ダブリューと読んではいるけど、よくよく考えてみれば、ただアルファベットを読んでいるだけだ。ちなみに昔は、ベー・エム・ベーと言う人も多かったが、ドイツ語読みだとこうなって、間違ってはいない。
では、BMWが何を表すかというと「バイエリッシュ・モトレーン・ヴェルケ」の頭文字を並べたモノで、こちらの意味としては「バイエルンのエンジン工場」となる。ご存じの方も多いだろうが、BMWのエンブレムはバイエルンの空と雲。そしてプロペラをモチーフにしていて、じつは飛行機の製造のほうがクルマよりも先なのだ。