【試乗】日々の生活が楽しくなる! 五感をくすぐるルノー・キャプチャーの魅力 (1/3ページ)

乗り込む前から心の扉を開ける刺激に満ちている!

走るたびに、気持ちがポジティブになるクルマというのがある。たとえばヒョイと乗り込んだ運転席。少しアップライトでひらけた視界に、心にも余裕が生まれてくる。手のひらで触れてみると、スッと馴染むようなステアリングやシフトレバー。

そして身体にほどよくフィットするシートの質感が、肩の力を抜いてリラックスさせてくれる。シンプルだけど抜群のセンスと遊びゴコロあふれるインテリアに、眠っていた五感をくすぐられて、「よし、今日も自分らしく行こう!」なんて、鼻歌でも歌いたくなる。そんなクルマが、ルノーのおしゃれなコンパクト・クロスオーバーSUVのキャプチャーだ。

キャプチャー

もともとキャプチャーは、新世代ルノーがそれぞれのモデルに託したデザインテーマのなかで、「Explore(冒険の旅に出る)」というストーリーをイメージして誕生した。恋に落ちた二人が世界中を旅する、そんな相棒として紳士淑女にふさわしいカラーコーディネートを揃え、優雅さと逞しさをルノーの絶妙なさじ加減でクロスオーバーし、大人が心ときめくデザインに。キャプチャーが気持ちをポジティブにしてくれるのは、こうして乗り込む前から心の扉を開ける刺激に満ちているからかもしれない。キャプチャー

もう夏が近いことを感じさせる陽射しの下、久しぶりに試乗したのは5月11日に登場したばかりの特別仕様車「キャプチャー プレミアム」。深みのある赤をブラックで引き締めたツートーンカラー、「イヴォワール+ノワール エトワールM」にさっそく心奪われる。キャプチャードアを開ければ、ひと目で仕立ての良さがわかるレザーシートや、ステアリング、パーキングブレーキレバーにもレザーがあしらわれ、ダークカーボンパネルと相まったモダンなフレンチデザインに高揚感さえ覚える。通常モデルでもキャプチャーのインテリアは素敵だけど、さすがは特別仕様車「プレミアム」。キャプチャー

ちなみに特別仕様車にはもうひとつラインアップがあり、そちらは伝統のファブリックシートとなる「エクスプレッション」。両車に共通するのは、ルノーオーナー専用のアプリ「R&Go」でスマートフォンを接続できる、R&Go対応ラジオを装備していること。これによってナビゲーションや音楽再生はもちろん、燃費などの車両情報、電話、エコドライブ採点など多彩な機能が自在に使えるようになる。キャプチャーとのドライブが、もっと身近になる特別仕様車だ。キャプチャー


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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