メルセデス・ベンツSクラスの技術が使われた大型バスも登場!
珍しくトラック&バスの発表会へ。そもそもトラックやバスはライフサイクルがとても長いのですが「三菱ふそう」の大型トラック「スーパーグレート」はなんと21年ぶりのフルモデルチェンジ。同じく「三菱ふそう」の大型バス「エアロクイーン」と「エアロエース」も10年ぶりの大型改良。
じつは今年、他メーカーの大型バスもフルモデルチェンジラッシュ。それもそのはず。今秋から「ポスト・ポスト新長期」と呼ばれる、厳しい平成28年排ガス規制が本格的にスタートするためです。
同社が「三菱ふそう史上、最高のトラック」と太鼓判を押す新型「スーパーグレート」は、安全性、経済性、快適性、コネクティビティの全方位で革新的な新技術を搭載。
安全性では、車間距離保持機能付きオートクルーズに自動停止&発進機能をプラスした「プロキシミティ・コントロール・アシスト」、明るくて寿命が長い「エクストラヴィジョンLEDヘッドライト」、「アクティブ・サイドガード・アシスト」、居眠り防止対策に「アクティブ・アテンション・アシスト」、高速道路上で80km/hから完全停止する「アクティブ・ブレーキ・アシスト」を新搭載。
経済性に関する新搭載技術は「新ルーフスポイラーの設定」「効率的な7.7リッターと10.7リッターエンジン」「新開発排出ガス後処理システム」「予測できる3Dパワートレーン制御」「新AT”シフトパイロット”」「ミシュランのX1スーパーシングルタイヤ」の効果で-15%の燃費アップ!8%の軽量化!積載量の増加!
そして快適性にも「タッチパネルディスプレイ」など8つの新技術を搭載。コネクティビティも新開発の運行管理ソフト「トラック・コネクト」が無償で提供されます。そして「メルセデスベンツCクラス」並みのノイズレベル。
一方の大型バスの新型「エアロクイーン」や「エアロエース」も安全性では、「アクティブ・アテンション・アシスト」「車線逸脱装置、運転席バイブレーター警報付き」「スピードリミッター」「アクティブブレーキアシスト」「ESP」「全席3点式シートベルト」。
快適性では新型「スーパーグレート」と同じく「シフトパイロット」「プロキシミティ・コントロール・アシスト」「マルチ・ファンクション・モニター」「操作が簡単なステアリングスイッチ」。
また、ラグジュアリーな装備も多数で、「メルセデス・ベンツSクラス」の技術が使われているのだとか。
そして私が驚いたのは、トラックとバスの発表会なのに、プロモーションビデオがやたらとカッコイイ! 今やトラックは、昭和感たっぷりの「トラック野郎」的な雰囲気はなく、クールでスタイリッシュな「働くクルマ」なようです。