専用パーツを盛り込みエンジンは19馬力アップ
BMWの中核をなすミドルサイズFRセダン「3シリーズ」と、FRクーペ「4シリーズ」に設定されている超高性能モデル「M3」および「M4」のフェイスリフトモデルが日本上陸。5月9日より販売を開始した。
フロントには新世代のヘキサゴナルデザインを採用したデイタイムライト機能付きLEDヘッドライト、リヤにはLEDテールランプ、足もとには19インチのブラック塗装アルミホイールを採用して、より精悍なスタイルへと進化。
室内にはカーボン・ファイバー・トリムとharman/kardon（ハーマンカードン）サラウンド・サウンド・システムが標準装備され、よりスパルタンなコクピットの中でクリアな音楽を楽しめるようになった。
そして、新たなグレードとして「コンペティション」を追加。3リッター直6直噴ツインターボエンジンは、最高出力が標準仕様より19馬力高い450馬力となることで、0-100km/h加速4.0秒を実現している。
このパワーアップに対応させるため、ダンパーおよびスタビイライザーの特性を専用に変更したアダプティブMサスペンションを設定。さらに、電子制御式多板クラッチを持つアクティブMディファレンシャルやDSC（横滑り防止装置）も専用チューニングが施された。
またエクステリアには、20インチ鍛造アルミホイールやハイグロスブラック仕上げのキドニーグリル、ブラッククローム仕上げのデュアルテールパイプを持つ専用Mスポーツ・エキゾースト・システムを装着。室内にはホールド性を高めた軽量構造のMスポーツ・シートや、Mストライプが施された専用シートベルトを備えることで、「コンペティション」ならではの特別感を演出している。
M3、M4とも、また標準仕様・コンペティションとも7速DCTを搭載する右ハンドル車となるが、M4の標準仕様にのみ6速MT車が設定され、かつこの6速MT車のみハンドル位置も左右から選択可能となっている。価格は11,570,000〜12,790,000円。
