残念ながら4輪部門の日本人参加者はゼロ
アメリカではインディ500(インディアナポリス500マイル・レース)に続く2番目に長いレースといわれるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム・レース(パイクスピーク)。1916年に初開催、昨年100周年の記念大会を終えたところ。世界大戦などの影響で、記念すべき100回記念まではあと5回となる第95回大会は、6月25日(日)に決勝を迎えることとなる。
7連勝が掛かった2012年の大会からは、急きょ電気自動車での参戦(残念ながらリタイヤ)。以後EVでの総合優勝および新記録樹立と、新技術を市販車にフィートバックするという目的のためにパイクスピークに挑戦を続けており、昨年も電気自動車改造車部門で3位を獲得していた。
先日富士スピードウェイで開催となったモーターファンフェスタにも、その参戦車両である「Tajima Rimac E-Runner Concept_One 2016」を展示していたところだ。今年の95回大会もそのE-Runnerでエントリーをするものと思われたが、なんと、今回のパイクスピーク出場を見合わせるということが正式に発表された。
他のビジネスで多忙ということが、今回出場辞退の理由だという。2018年のパイクスピークには再び参戦するという。