この記事をまとめると
◼︎すべてオートにするのが一番手っ取り早い
◼︎トンネルや外の臭いがキツいとき、早く車内を冷やしたい場合は内気がオススメ
◼︎希望の温度を決めたらあまり動かさない方がよい
取り扱い説明書に「通常は外気導入で使用」と記載のある車種も
5月の新緑の季節、表を歩くには一番気持ちのいい季節で、ドライブ中も窓を開ければ心地よい風が入ってくるが、窓を閉め切るとクルマのなかはかなり高温に……。また6月になれば、梅雨にも入り、これからはエアコンが大活躍する季節になる。
そのエアコンの使い方でよく話題になるのは、「内外気切り替えスイッチ」の使い方。つまり、外気を室内に入れる=「外気導入」と、外気を遮断し、車内の空気を循環させながら温度を冷やしたり、温めたりする「内気循環」がいいのか、というハナシ。
最近のクルマは、オートエアコンが主流で、オートエアコンのクルマなら、エアコン使用時は、まず「AUTO」スイッチを押し、「内外気切り替え」を含め、すべてオートエアコンに任せっぱなしにするのが一番効率がいい。
通常、外気と車内の温度差が大きいときは、エアコンON=「AUTO」にすると、まず内気循環になり、しばらくして設定の温度近くまでになると自動的に外気導入になる。
マニュアルエアコンの場合は、どうかというと、自動車メーカーの取扱説明書を見ると、「通常は外気導入でご利用ください」という指示があり、内気循環は、「トンネル内や渋滞など外気が汚れているときや、急速に冷房したいときなど、外気を遮断したいときに使用します」などと書かれている。
いずれにせよ、メーカーでは基本的に「外気導入」を推奨しているということ。