日本のラリー史を知るチャンス
東京・お台場にあるMEGA WEBは、6月25日までモータースポーツヘリーテージ「日産ラリー車 特別展示」を開催中だ。
MEGA WEB内にある「モータースポーツヘリテージ」コーナーは、ラリーに参戦した車両展示を行っている。ここではトヨタだけではなく他の日本の自動車メーカーの車両も展示して歴史を紹介することを目的としており、今回は3台の日産車を展示する。
1958年式のダットサン1000富士号は同年オーストラリア一周ラリー「モービルガス・トライアル」Aクラス優勝したマシン。1万6000kmを19日間で走破するという過酷なラリーだ。
1970年式ブルーバード1600SSSは同年第18回東アフリカサファリラリーで日本車初の総合優勝をしたマシン。じつはポルシェ911S(ナロー)やランチア・フルヴィア1.6HFも参戦していたがリタイヤしていた。
1971年式ダットサン240Zは同年第19回アフリカサファリラリーの優勝者。1971年はワンツーでフィニッシュしており、続いて3位にフランスのプジョー504という順位だった。
この機会に、貴重な展示車両をぜひ堪能してほしい。
モータースポーツヘリテージ『日産ラリー車 特別展示』
■期 間:3月24日(金)~6月25日(日)
■場 所:MEGA WEB ヒストリーガレージ 1F モータースポーツヘリテージ
■特別協力:日産自動車株式会社