【GWのロングドライブ】わずか10分のセルフ点検が明暗をわける! (2/2ページ)

ディーラーやカー用品店の無料点検を上手に活用するのも手

 あとは、ヘッドライトやブレーキランプ、ウインカーなどの電球が切れていないか、オイルの量、ウインドウウォッシャーの量、クーラントの量(漏れの有無)、ブレーキフルードの量なども点検しておきたいところ。

 全部チェックしたとしても、10分もかからないので、お出かけ前には洗車でもしながら、車体の外まわり(灯火類とタイヤ)と、エンジンルームを一通り目視で確認することをおすすめする(洗車だって立派なメンテナンスだし、洗車中に異変に気付くこともけっこう多い)。面倒な人は、量販店やディーラーの無料点検メニューを上手に使うのが一番かもしれない。

 たとえば、オートバックスなどでは、「スピーディー無料点検」として、以下の8つの項目を無料で点検してくれる。

タイヤの溝と摩耗状態

ワイパーゴムの状態

リザーバータンク内のクーラント液量

ウインドウォシャー液の量

バッテリーの状態

オートマチックフルードの汚れと量

エンジンオイルの量

ブレーキオイルの量

 DIYで点検するときも、これらの項目をチェックすれば、トラブルをかなり未然に防げるはずだ。とくにバッテリーなどは、専用のテスターで点検するのが一番なので、ディーラーや量販店、ガソリンスタンドなどで、定期的に見てもらおう。

 その際、「今度、遠出をするので、気になるところがあったら教えてください」と一言付け加えれば、上記の項目ぐらいは一通り見てもらえるだろう。故障しなくなった、と言われる最近のクルマだが、メンテナンスフリーになったわけではないので、クルマへの気配りを忘れずに、トラブルを未然に防ぎ、連休中もどうぞ快適で楽しいドライブを。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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