多くのクルマ好きが唸るクオリティの高さ
クルマを愛する皆さんなら子供のころに触れたことがあるであろうミニカー。そのミニカーを大人向けにブラッシュアップしたものを制作、販売しているのがトミーテックだ。とくに2004年から展開している「トミカリミテッドヴィンテージ」シリーズ(以下TLV)は、マニアも唸る車種選定やクオリティの高さで多くのファンを獲得している。そのトミーテックが春の新商品展示会を行なったので、TLVシリーズを中心にご紹介したい。
5月に50周年を迎えるコスモスポーツがモデル化
まずご紹介するのは、今年で生誕50周年を迎えるマツダ・コスモスポーツ。こちらの車両はマツダが創立100周年に向けてレストアした個体を再現したもので、後期型ホイールや輸出仕様のフロントエンブレムなども完全再現。
さらにエンジンフードを開閉式とし、特徴的なエンジンルームも見ることができる。多くのイベントにも登場している個体だけに、実車と見比べても面白いかもしれない。
西部警察でお馴染みのあのガゼールが登場
TLVでは西部警察やあぶない刑事など、往年の刑事ドラマの劇中車両をモデル化していることでも知られるが、満を持してガゼールのオープンカーが登場する。もはや説明する必要もないかもしれないが、石原裕次郎演じる木暮謙三課長が愛用していたのがこの車両。ガゼールにはオープンモデルは存在しなかったので、西部警察のために作成されたスペシャルモデルだった。
GT-Rの2017年モデルも登場!
日本が誇るスーパーカー、日産GT-Rの2017年モデルもTLVに登場。TLVというと旧車のイメージが強いかもしれないが、こういった最新モデルのモデル化も行っている。今回は通常のモデルのほか、NISMOもラインアップに追加された。1/64サイズにもかかわらず、ブレーキローターとキャリパーまで再現されている熱の入れようなのだ。
幻の4ドアGT-Rも完全再現
スカイライン生誕40周年を記念してオーテックジャパンが作り上げた4ドアGT-R(R33)も今回モデル化された。通常の4ドアとは明らかに違うリヤのブリスターフェンダーもしっかり再現されている。また、神奈川県警が実際に所有するパトカーも登場。ボンネットに装着された虫除けや赤色灯など、パトカーならではの装備も抜かりがない。
会場にはこれ以外にも新商品が展示されていたので、詳細はトミーテックのウェブサイトで確認いただきたい。実車では所有が難しい車種でもミニカーなら実現可能であるし、ここまで精密にできていれば満足度も高いはずだ。
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