メルセデス・ベンツ新車整備センターのデリバリーコーナーが100台目の納車式を実施 (2/2ページ)

全国で唯一の47都道府県ナンバープレート封印が可能

 VPCはドイツをはじめ世界各国の生産工場から輸入された新車を点検・整備する施設。豊橋VPCは三河港に海上輸送された新型車を集約し、西日本をはじめ東北、北海道のディーラーにデリバリーする重要な拠点だ。

 37,400平方メートルの広大な敷地を誇り、スマートからマイバッハまで、こちらで陸揚げされた新型メルセデスの点検・整備が行われる。ちなみに東日本を中心にデリバリーするハブ拠点は茨城県日立市にある。

 このデリバリーコーナーが豊橋VPCに設置されたのは豊橋市が2013年4月に規制緩和を受け、全国のナンバープレートの封印取り付けが可能な制度を実現できたことによるものだという。当初は東海エリアの新車購入オーナーのみが対象だったが、順調に利用者も増え対象エリアも拡大し、今回の記念すべき100台目のオーナーが九州の方になった、ということなのだ。

 そして100台記念の納車式にはメルセデス・ベンツ日本の荒垣副社長が駆け付け、特製のビッグキーの授与が行われた。じつはこのオーナーの佐藤さんは、九州で会社経営をするご夫妻。2台新車で購入し、ご主人のGSL350dスポーツが99台目、奥さまのマイカーとなるGLE350dクーペ・スポーツが100台目の納車希望車両という順番だった。「素敵なクーペスタイルに魅せられました」と奥さまがコメントしてくれた。

 もちろん、あくまでも新車購入した上で、このデリバリーコーナーでの納車式を希望するユーザーが対象。憧れのスリーポインテッドマークのオーナーになるのなら、プレミアムな納車式を体験してみてはいかが?


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