公道からサーキットまでカバーする新たなるフラッグシップモデル
日本ミシュランは、ハイパフォーマンスカー向けのハイスペック・スポーツタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT 4 S(ミシュラン パイロット スポーツ フォー エス)」を4月1日から発売すると発表した。
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こちらは、これまでハイエンドのスポーツタイヤとして高い評価を受けていた「MICHELIN Pilot Super Sport」をさらに進化させた新しいフラッグシップモデルとなる。
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特徴はドライ路面はもちろんウエット路面でも安心感のある高いグリップを発生することで、タイヤラベリング制度でウエットグリップ性能「a」を備えている。
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これを可能にしているのが、以下の技術だ。
まず、「非対称トレッドパターン」。トレッド面のインサイド側が耐ハイドロプレーニングに対応しており、アウトサイド側がコーナリング・グリップ・トラクションを生み出すようなパターンとなっている。
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そして「バイ・コンパウンドテクノロジー」。トレッドと同じくアウトサイド側はドライグリップを生み出すべく、シリカとカーボンブラックのハイブリッドコンパウンドを新たに開発して採用した。インサイド側はシリカの結合力を高めた新コンパウンドで、ウエット路面のグリップ力を確保している。
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さらに「ウルトラ・リアクティブ・トレッドパターン」により、直進時とコーナリング時の接地面圧を最適化し、広い接地面を確保することで、安定して高いグリップを発揮できるのだ。
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このパイロット スポーツ 4 Sは、公道はもちろん、サーキットでの走行会レベルなら十分なパフォーマンスを示すという。実際、メルセデスAMG E43やフェラーリGTC4LUSSOといった世界に名だたるハイパフォーマンスモデルに純正装着されていると聞けば、性能に想像が付くというものだろう。
ラインアップは19、20インチの39サイズで展開される。価格はオープン価格。
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