身近なものでは新聞紙が効果的!
また侮れないといえば、新聞紙も有効。新聞紙を水に浸して、軽く絞ってガラスを拭く。次に乾いた新聞紙で拭き上げる。最後に乾いたウエスで仕上げ拭きをすればベスト。
新聞紙の繊維とインクが、油膜落としに適しているのだ。また油膜=油分などで、台所用の食器洗い洗剤+スポンジで洗うのも一案。水で薄めて使って、最後に水でよく泡を洗い流しておくことが肝要。
これでも落としきれない頑固な油膜は、消毒用のアルコール(エタノール)を染み込ませた布や脱脂綿でゴシゴシ拭いて、水拭き、乾拭きで仕上げる。ガラス用の「シリコンオフ」などを使っても同じ。
最後の手段は、「キイロビン」などの油膜取り専用ケミカル(ガラス用コンパウンド)で、研磨して油膜を除去。ちなみに、フロントガラスに撥水コーティングをするときも、あらかじめ油膜を落として下地をきれいにしておかないと、コーティング剤の定着が悪く、水をはじく期間が短くなるので要注意。
反対に、きれいに油膜を落としたらそのままにしないで、撥水コーティングをしておくと油膜が付着するのを防いでくれるので、クリーンな視界が長持ちする。いつもきれいな視界を確保して、ストレスのない快適な運転を楽しもう。