落下物や事故等のときは速やかに電話を!
インターネット時代とはいえ、緊急時や相談ごとは、まだまだ電話が重宝する。クルマに乗っていて遭遇する可能性のある「イザというとき」に覚えておいたほうがよさそうな、連絡先をピックアップしてみよう。
①道路に落下物や損傷があった場合→#9910
道路に通行の邪魔になるような落下物があったり、穴が開いていたり、路肩の崩壊、道路損傷、路面の汚れなど道路の異状を発見した場合、道路緊急ダイヤル「#9910」へ電話しよう。
24時間、全国展開で、携帯電話からでもOK。最近話題の逆走車や、高速道路へのひとや自転車等の立ち入りも、こちらへ!
②クルマが故障した! 動かない→#8139
クルマのメカニカルな故障やバッテリー上がり、鍵の閉じ込めなどは、やはりJAFへ。ロードサービス救援コール「0570-00-8139」もしくは短縮ダイヤル「#8139」。いずれも全国共通、24時間対応。
GPS機能付き携帯電話から救護依頼をすると、救援場所の説明が不要になる方法もある。自動車保険のロードサービスでもOKだが、JAF会員なら、JAFへ電話したほうが対応力は高い。ちなみに、救護依頼をしてから、現場でJAFに入会するのは不可。現場では非会員価格で請求されるので要注意。
③事故を起こしてしまった場合→110・#9910
まずは二次災害が起きないように、安全確保をして、けが人がいれば、119番。けが人がいなければ、110番、道路緊急ダイヤル(#9910)、高速道路なら路肩に設置されている非常電話などで通報!
余裕があれば、安全な場所に避難してから、自分が加入している自動車保険会社にも一報入れておこう(保険会社の連絡先は、免許証などと一緒に常時持ち歩くこと)。
④交通事故の示談で困ったら→0570-078325
日弁連交通事故相談センターで、弁護士による無料の電話相談が受けられる。ナビダイヤル「0570-078325」(平日 10:00~15:30)。全国163カ所に相談所も設けられている。
⑤その他・渋滞情報など→050-3369- 6666
渋滞情報などは、ネットを使わなくても、電話で最新情報を入手することも可能。日本道路交通情報センター(JARTIC)の、電話応答サービス「050-3369- 6666」は全国共通。
その他、愛車の製造元の自動車メーカーのお客様相談室の電話番号や、行きつけのディーラー・整備工場の電話番号は、アドレス帳に入れておくとなにかと便利。
また、ネット通販などで、品物が届かない、注文した商品と違う、などのトラブルが起きたときは、国民生活センターの「消費者ホットライン」=「局番ナシ188」で、近くの消費生活相談窓口を教えてもらおう。