エンジンの燃焼と触媒の働きで水分が出るのは普通のこと
冬場にマフラーから水がぽたぽた垂れているのを見たことがあるだろう。さらに激しいのになると、高速道路などで加速していくクルマのマフラーから大量に水がドバドバと出ていて、驚いたことがあるかもしれない。
あまり普段からエンジンを回していないんだろうな、なんて思ったりするけど、よくよく考えてみたら、水がなんでそこに存在するのだろうか。
そもそもガソリンが燃焼すると、酸素と水素が結合することで水が出る。さらにもうひとつは触媒の作用にも原因はある。触媒で処理している3つのうち、炭化水素を水と二酸化炭素に変えている。この水分が冬だと低い外気温によって水になり垂れてくる。湯気のようにもやもやと出ているのも同じ理由だ。