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【リフト代わりにクルマで登る】ゲレンデタクシーのレガシィ・アウトバックは限定車だった!

【リフト代わりにクルマで登る】ゲレンデタクシーのレガシィ・アウトバックは限定車だった!

BOXERエンジン50周年記念の「特別仕様車のX-ADVANCE」

 大盛況のうちに閉幕したSUBARUゲレンデタクシー2017。シーズンラストとなる高鷲スノーパークは中部地区初開催ということもあり、関西方面からの来場者も多く、遠く四国からゲレンデタクシー目当てに訪れた来場者もいた。 今シーズンラストの会場では全日本ラリーで活躍中の鎌田卓麻選手も来場。ゲレンデタクシーのドライバーを務めたほか、イベントの締めくくりには鎌田選手のWRX STIのラリーマシンを使ったデモランも行われた。

デモランでは派手に雪煙をあげるWRXの迫力の走りに会場からは大きな歓声があがった。さまざまなイベントでデモランを見ることがあるが、スキー場のゲレンデでラリーマシンが雪上を走る姿はゲレンデタクシーならではの醍醐味といえるだろう。

 さて、ゲレンデタクシーに使われたモデルは「レガシィ アウトバック」「フォレスター」「SUBARU XV HYBRID」の3車種となっていたが、じつは今年のゲレンデタクシーに使用されたアウトバックが限定車だったことはご存じだろうか?

 そのアウトバックとは「特別仕様車のX-ADVANCE」。BOXERエンジン50周年記念の特別仕様車第3弾として登場したモデルだ。

 エクステリアはルーフレールとドアミラーをブラック化。アルミホイールにはガンメタリック塗装が施され、アウトドアが似合うワイルドな印象となっている。

 注目は撥水ファブリックと合成皮革を組み合わせて機能性を高めた専用シート。スキーやスノーボートで濡れたウェアのまま乗り込める部分もアウトドアギアとして魅力的な装備といえる。もちろんステアリングやシフトブーツ、ドアトリムなどにイエローグリーンステッチが施され、X-ADVANCEならではの特別感も演出されている。

 パワートレインはベース車と同じく、水平対向4気筒2.5リッターDOHCエンジンを搭載。トルクフルでゆとりある走りはゲレンデタクシーでも実証済みだ。さらにアウトバックならではのX-MODEが搭載されているので、滑りやすい路面からの発進や、急な下り坂でも安心してドライブすることができる。また、アイサイトVer.3も標準装備されているのでスキーやスノーボード帰りの渋滞時に大きく疲労軽減してくれるだろう。 

 ゲレンデを駆け登る走破性と道具としても使い倒せるレガシィアウトバック X-ADVANCEはウインタースポーツを愛するユーザーにもピッタリの1台といえそうだ。

 (モデル:スバルスターズ 高橋いずみ)

  

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