そっと当てても当てっぱなしで駐車するとタイヤやサスによくない
そのためにも、まずは車止めを活用し、駐車するときはゆっくりバックし、車止めに“コツン”とタイヤが触ったらそこで停止、というのを習慣化し、「そろそろ車止めに触れるな」と、正確に予測ができるようになるまで意識しながらやってみよう。
その際、上記のように無視できるレベルかもしれないが、タイヤが車止めに押し付けられている状態で駐車すると、わずかとはいえタイヤやサスペンションにストレスがかかりっぱなしになる。たとえば次のやり方を試してほしい。
①車止めにタイヤが触れる
②ブレーキを踏んで止まる
③クラッチを切るか、ギアをニュートラルに入れブレーキを離す
④タイヤの反力で車止めから少しだけ離れる
⑤サイドブレーキをかけて駐車
平地なら、こんな流れで駐車するのがスマートなやり方ではないだろうか。
さらに言えば、車止めにタイヤがタッチするときは、できるだけ左右のタイヤが同時にタッチできるようにしたいところ。駐車が苦手な人ほど、片輪だけドーンと当ててしまう傾向があるので、ちょっとクルマとタイヤがかわいそうだ……。