ルノーはルノー車にしかない独特の魅力を備えたブランド
ルノーには、これからさらに成長していける将来性があると、大曽根さんは太鼓判を押す。店舗オープンの地に所沢を選んだのは、ビジョナグループが初めてディーラーを手がけたのがこの所沢であり、地域に根ざしたサービス、顧客との生涯のお付き合いを大切にしたいという代表の想いがあるからだという。
そんなルノー所沢で、新たに営業スタッフとしての人生をスタートしたのが、伊藤 浩さんだ。といっても前職で接客サービスの豊富な経験があり、真摯でやわらかな応対が印象的。伊藤さんにとって、ルノーの魅力とはどんなところだろうか。
「やはりデザインや色、個性的な内装はルノーにしかない大きな魅力だと思います。そして新型トゥインゴのリヤエンジンのレイアウトなどもそうですが、既成概念を超えたクルマづくりをしているところも感心しますね。お客様からも、『今どきやらないよね、こういうの』と言われるほどです(笑)」
日本車が欧州車に近づき、欧州車も日本車の良いところを取り入れたモデルを作っていくなかで、ほかにない個性というものは少しずつ薄れているように感じる。でもフランス車、とくにルノーはそうした流れになびくことなく、常に独自のデザイン、カラー、あっと驚くメカニズムで私たちを楽しませてくれる。
「性能や装備面で見れば、日本車に付いているものが付いていないこともあるのは事実です。ただ、そうしたものを求めているお客様ばかりではなく、人とは違う何かを求めているお客様もいらっしゃいますので、ルノーはそうしたお客様に選んでいただいていると感じています」
ルノーの歴史や哲学、ほかにはないデザインやカラーに魅せられ、誇りを持ってルノー車に乗っている人は、ほんとうに多い。これは伊藤さんも現場で深く実感したことだという。ただこれからは、ルノーをまだよく知らない人や、クルマに詳しくない人たちにも、ルノーの魅力を伝えていきたいとも語る。