400馬力エンジンを搭載したアウディTT RS&RS3セダンが登場! 同時にR8スパイダーも発表 (2/3ページ)

R8スパイダーは軽量化を進めつつ剛性もアップ

 2010年、スーパーカーの世界にコンフォート性能を盛り込んで登場したのが初代Audi R8。そして二代目となるR8は、さらなる快適性を追求して登場。

徹底的に軽量化と剛性アップを目的に作られた新型フレームは、アルミニウムと鋳造マグネシウムのコンポジットに、トップコンパートメントカバーにはCFRP素材を採用。前モデルに比べ44kgのダイエットに成功し、208kgという超軽量スペースフレームに仕上がっている。一方、軽量化と背反しがちな捩じれ剛性は、従来比50%アップという優れた性能を手にしている。

 Spyderゆえに気になる音の問題も、油圧電動式のクロス製ソフトトップが外界からの音の入力を遮断してくれる。トップの開閉に有する時間はおよそ20秒で、時速50キロ以下であれば走行中でも操作が可能となっている。

 クーペボディでは味わうことができないV型10気筒5.2リッターエンジンが発する520馬力の超絶パワーと加速、そしてサウンドと風を受けてのダイナミックな爽快感はSpyderだけが味わえるテイストといえるだろう。

 フロントはLEDマトリックスヘッドライトと名付けられた左右に各37個のLEDが埋め込まている。またリヤにはLEDの左右コンビネーションライトの間にハニカムグリルを採用することで、Coupeモデルとの識別を演出。

 AUDI AG本社工場の近くに新設されたベーリンガーホフ専用工場で手作りによって生産される新型Audi R8 Spyder(税込み価格:2618万円)は3月28日(火)より受注を開始、発売は7月上旬よりAudi Sport店25店舗からデリバリーされる予定だ。


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