自然吸気V型12気筒エンジンから800馬力を発揮する!
フェラーリは新型12気筒エンジンを搭載した「812スーパーファスト」をスイス・ジュネーブ国際モーターショーで初公開。2017年で70周年を迎えるフェラーリにとって歴史に残る1台を発表する。
ロングノーズ・ショートデッキのスタイリングは1968年に登場した365GTB/4(愛称:デイトナ)に似たプロポーションだ。 ボディカラーは70周年を記念した特別色、Rosso Settanta(ロッソ・セッタンタ=70周年レッド)が設定された。
インテリアはF12ベルリネッタと同様の快適性とスペースを維持。よりスポーティーになったダッシュボードや新型シートを採用している。
注目はフロントに搭載される6.5リッター自然吸気V12エンジンで、じつに800馬力/718N・mを発揮する。そのポテンシャルを発揮すべく、初採用となるスポーツ仕様の電動パワーステアリングEPS(Electric Power Steering)を導入。
電子制御システムも最新版となり、街なかからサーキットまでフェラーリのすべてを体感できるようになった。