その他欧州メーカーも積極的に日本市場へ導入
■フランス
プジョー&シトロエン
・プジョー308アリュールブルーHDi系(1.6リッター直4・120馬力/300N・m・尿素SCR)
・シトロエンC4フィールブルーHDi(1.6リッター直4・120馬力/300N・m・尿素SCR)
・プジョー508GTブルーHDi系(2リッター直4・180馬力/400N・m・尿素SCR)
・C4ピカソ シャインブルーHDi(2リッター直4・150馬力/370N・m・尿素SCR)
・グランドC4ピカソ シャインブルーHDi(2リッター直4・150馬力/370N・m・尿素SCR)
・DS4クロスバックブルーHDi(2リッター直4・180馬力/400N・m・尿素SCR)
・DS5シックブルーHDi(2リッター直4・180馬力/400N・m・尿素SCR)
昨年日本のディーゼル市場に参入したプジョーシトロエン。普及仕様の1.6リッターとハイパワーの2リッターをラインアップする。プジョー308やシトロエンC4は、同クラスの日本車に価格が比較的近いのも嬉しい。
■イタリア
マセラティ
・ギブリディーゼル(3リッターV6・330馬力/500N・m・尿素SCR)
・レヴァンテディーゼル(3リッターV6・275馬力/600N・m・尿素SCR)
3リッターV6ディーゼルはフィアットグループのエンジン製造会社VMモトーリ社のもの。ディーゼルとしては官能的なエンジンが特徴で、積極的にアピールしている。
■イギリス
ランドローバー
・レンジローバー(3リッターV6・258馬力/600N・m・NOxの後処理方法は不明)
・レンジローバースポーツ(3リッターV6・258馬力/600N・m・NOxの後処理方法は不明)
・ディスカバリー(3リッターV6・258馬力/600N・m・NOxの後処理方法は不明)
ランドローバーも日本にディーゼルの導入を開始している。ガソリン代を気にしないユーザーが多いクルマとはいえ、環境負荷が抑えられることは歓迎したい。
ジャガー
・XE20d系(2リッター直4・180馬力/430N・m・尿素SCR)
・XF20d系(2リッター直4・180馬力/430N・m・尿素SCR)
・Fペイス20d系(2リッター直4・180馬力/430N・m・尿素SCR)
ジャガーも昨年から日本市場へのクリーンディーゼルの導入を開始している。
■スウェーデン
ボルボ
・V40 D4系(2リッター直4・190馬力/400N・m・NOx触媒)
・V40クロスカントリー D4系(2リッター直4・190馬力/400N・m・NOx触媒)
・S60 D4系(2リッター直4・190馬力/400N・m・NOx触媒)
・V60 D4系(2リッター直4・190馬力/400N・m・NOx触媒)
・V60クロスカントリーD4系(2リッター直4・190馬力/400N・m・NOx触媒)
・XC60 D4系(2リッター直4・190馬力/400N・m・NOx触媒)
ボルボは2年前にガソリンエンジンに対する差額が非常に少ない価格設定で日本のディーゼル市場に参入。車両保証も継続されるディーラーオプションの、ポールスターブランドのコンピューターチューンでパワーアップが可能な点も魅力となっている。もっともディーゼルとの相性がいいと思われるXC90のクリーンディーゼルの導入も期待される。
このように日本で買えるクリーンディーゼル車はかなり多く、このなかにはガソリン車との価格差が少ない車種も多いので、走行距離が多いなど自分の使い方にクリーンディーゼル車がマッチするユーザーは積極的に検討するといいだろう。