【試乗】新型VWティグアンはボディ拡大でも運転はラク! (1/5ページ)

1クラス以上車格が上に感じられる堂々たるデザイン

 対峙した瞬間「これはいい」。そんなクルマはなかなか少ない。今回試乗するフォルクスワーゲンの小型SUV「ティグアン」はそのレアなケースだ。対峙した瞬間ということはすなわち見ただけ。

 外観も含めたデザインは主観でしかないから、単に好みなだけ? と思われるかもしれないが、ことティグアンに関してはそうではない。前モデルよりも明らかに車格が上がった印象で、クラスを超えた雰囲気を持っているのだ。

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じっくりスペックを見ると、前モデルに比べて全長70mm、全幅30mm、ホイールベースは70mm、実際に大きくなり、逆に全高は35mm引き下げられている。クルマの世界でよく言われる「ロー&ワイド」である。こうした外観上の押しの強さは、SUV好きには嬉しい要素。

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 最近のSUVは押しが強くも品のある「一流ホテルに乗り付けられるような」高級感が求められるが、それもティグアンはクリア。じつはこの試乗会、東京都心の高級結婚式場を拠点に行われたのだが、そのエントランスにもまったく違和感なく溶け込んでいたことで、実際に検証できた。こうした場所を選ぶこと自体、VWの自信の表れなのだろう。

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 もちろんボディ拡大は見た目だけでなく、ラゲッジ145リットル、室内超26mm、リヤシートの膝前スペース29mm、前モデルよりも広くなっている。

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石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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読書(ミステリーが主)、TVでのサッカー観戦(バルサ/PSG/アルゼンチン代表/UCL全般)、映画鑑賞
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