ダイハツのホットモデルが3台のコンセプトカーで登場
2017年2月10日から12日までの日程でインテックス大阪にて開催されている大阪オートメッセ。地元大阪のダイハツブースでは、4つのカテゴリーでコンセプトカーを制作。今回はそのなかからダイハツホットモデルの再来、SPORZA(スポルザ)シリーズをご紹介したい。
ちなみにスポルザシリーズがまとっている赤/黒のボディカラーは往年のシャレード デ・トマソやミラTR-XXシリーズを彷彿とさせるもの。決してスカイラインRSではないのでお間違えのないよう。
ブーンシルク
ブーンの上級グレード、シルクをベースにホットハッチの雰囲気を持たせたこちらの車両。オーバーフェンダー化はされていないが、巧みなボディカラーの塗り分けによってまるでオーバーフェンダーをまとっているかのような迫力を持たせている。また、内装も外観と同じく赤/黒カラーの世界観で統一されているところも注目だ。
トール
カスタムに比べて大人しい印象だったトールの標準車だが、グリル部分を大胆にカットオフし、その部分にメッシュを貼り付けることでアグレッシブなフェイスを手にしている。
また、フォグランプ部分も同様にカットし、三角形にイルミネーションを配置することで、ワイドさも強調。さらにボンネットには大型のエアインテークを装着し、走りのポテンシャルアップも感じさせてくれる。
ムーヴキャンバス
カワイイ系のムーヴキャンバスをアグレッシブなイメージへと変貌させたこちらのモデル。フェンダーダクトやボンネットのNACAダクトが目を引くが、内部をブラックアウトさせたヘッドライト&テールレンズなど、小技が効いているのも見逃せないポイントだ。
コペン
スポルザシリーズでも、とくにチューニングの度合いが高いのがこちらのコペン。それもそのはず、こちらの車両はダイハツ車のチューニングをメインで手掛ける「D-SPORT」が手掛けているのだ。
そして車両に装着されているパーツの多くがD-SPORTで市販されているもの。今回展示されているクルマのなかでは一番再現することが現実的な1台と言えるだろう。
なお、今回のダイハツブースに展示された11台は、どれも反響次第では市販化の可能性を秘めているとのこと。市販化を熱望する方はぜひ実際に足を運んで、熱い気持ちをスタッフにぶつけてみてはいかがだろうか。