思わず何回も乗りたくなる
スバルが開催する冬の恒例イベント「ゲレンデタクシー2017」が今年も開始された。今シーズンは2月5日、6日に長野県にあるエコーバレースキー場、2月18日、19日に岐阜県にある高鷲スノーパークの2か所で開催。今回はシーズン初開催となるエコーバレースキー場での様子をリポートする。
ゲレンデタクシーとはスバルのSUVがスキー場のゲレンデをリフトの代わりにスキーヤーやスノーボーダーを乗せて運ぶ乗車体験型のイベントだ。
乗車方法は至って簡単。受付にて同意書に記入をし、TwitterやFacebook、instagramなどのSNSに乗車口に展示されているゲレンデタクシーと共に記念撮影をして、#ゲレンデタクシーというハッシュタグと共に投稿するだけ。乗車は無料で、もちろんスキーやスノーボードも一緒に運んでくれる。
実際にゲレンデタクシーとして使用されるクルマは、スバルのSUVシリーズのなかでも高い人気を誇る「レガシィ アウトバック」「フォレスター」「SUBARU XV ハイブリッド」の3車種。
驚くことに、初級者コースとはいえクルマにとっては急斜面である最大斜度10°という斜面を、なんと市販のスタッドレスタイヤだけで登っていく。装着されているタイヤはミシュランの最新スタッドレスX-ICE XI3。クルマは完全なノーマル仕様となっている。実際に乗車してみると、まさに「駆け上る」という言葉が相応しいほどかなりのスピードで力強く登っていく。プロドライバーによる走行ならではのアグレッシブな走りも体験できるのがゲレンデタクシーの魅力のひとつといえる。乗車する際に「ちょっと激しめで」というリクエストをしたところ、ドリフトやサイドターンなどのサービスもしてくれた。まさに遊園地のアトラクションのような楽しさも満喫できる。スキー場でスキーやスノーボード以外に無料で楽しめることを考えると毎年人気のイベントということもうなずける。
会場で実際に乗車人に体験した感想も聞いてみた。