グループAで6戦全勝した最強のワンダーシビックも
②無限MOTUL シビック
ワンダーシビックという愛称で親しまれた3代目は1.6リッター直4DOHCエンジンを搭載。1985年にFIAが定めたグループA規定では、ボディ外装の変更は認められないため、街中を走っている市販車そのままのクルマがレースに参加しているということで話題になった。
1986年はライバルはAE86やカローラFXなど手強い相手に苦戦をしたが、87年はクラス6戦全勝している。
③出光MOTION無限シビック
1.6リッターエンジンながら200馬力オーバーを発生していたEF9型シビック。派手なエアロパーツの追加などは許されないグループA規定だが、無限が本田技術研究所から技術支援を受けたエンジンは230馬力を発生していたという。
当時後期モデルのVTECを搭載したシビックは160馬力だったと聞くと、その凄さが伝わるだろうか。メーカータイトルを獲得したマシンだった。