高速での左追い越しやクラクションも注意!
④危険防止時以外のクラクションの使用
道交法では、「道路標識等により指定された場所では、警音器(クラクション)を鳴らす義務があり、それ以外では、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない」とある。合図や青信号でも動かないクルマへの使用等は厳密に言えば違反。
⑤高速道路で左側からの追い越し
「追い越し」とは、「(1)同一車線上を走行している前方の車に追いついて、(2)追いついた車の側方を通過する」ことなので、片側二車線以上の道を走行中、別のレーンのクルマを抜いても(制限速度以内なら)問題ない。ただし、高速道路では、一番右の車線が追い越し車線と決められているので、左側からの追い越しはNG。
⑥無灯火
道路交通法では、「日没時から日出時までの時間」を夜間と言い、この時間はヘッドライトの点灯を義務付けている(車幅灯=スモールランプ/ポジションランプだけではNG!)。ちなみに東京の2017年2月1日の日の出は6時41分、日の入りは17時08分なので、この時間がひとつの目安。
ただし、免許更新時に配られる、「交通の方法に関する教則」には、「薄暮時には事故が多く発生しますので、早めにライトを点灯し、自分の車の存在を知らせるようにしましよう」と記載されているので、薄暮時の無灯火やスモールライトだけの走行も問題だ。
その他
・対向車、歩行者がいない夜間は、ハイビームが基本で、ロービームでの走行。
・高速道路での車間距離不保持。
・追い越し車線を走り続ける
・後続車が近づいてきたとき譲らなかったり、追い抜こうとしたときにスピードを上げたり左に寄らないなども違反になることも覚えておこう。