HKSの「サーキットアタックカウンター」が進化して今年末に登場
静岡県小山町の富士スピードウェイにて1月29日に開催された「HKSプレミアムデイ」では、現在開発を進めている最新の電子アイテムを公開した。
2017年の年末発売予定の「サーキットアタックカウンター2」は、ラップタイムの自動計測での各種タイムの表示、車速、トップスピード表示、スピードリミッター解除機能(一部車種)などサーキット走行で必要とされる機能を盛り込んだ「サーキットアタックカウンター」の後継モデルだ。
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新機能はカーナビで使われている技術を使ってフルオート計測を可能としたことだ。現在のアタックカウンターは計測に各サーキットの磁気センサーを使っているが、磁気センサーはサーキットごとに数やセンサーの取り付け位置によっては、作動しないといった問題が起こることがあった。
今回はGPSと3軸加速度/ジャイロ/コンパスにより、正確な位置(200km/hでも2mの誤差)を検出。これにより、JAF公認サーキットにコースインすると電源がオンとなり、コントロールラインを通過すると計測することが可能となった。
つまり、磁気センサーだけでなく、本体操作も不要。誤作動、計測ミスが飛躍的に減るという。