インテンスは10万円以上の値下げ
Bセグメントハッチバックのルノー ルーテシアがマイナーチェンジを実施し、さらに魅力を増して登場した。内外装のデザイン変更、装備の追加、グレードの整備などが行われている。
ルーテシアは日本でいうところのコンパクトカーに属するモデル。フランス国内ではすべての乗用車のなかで7年連続販売台数ナンバー1に輝いている、大人気モデルだ。
今回のマイナーチェンジでは、まずインテンスとゼンで展開されていたラインアップに、エントリーグレードのアクティフが追加された。全グレード1.2リッターターボ+6速EDCの組み合わせとなる。
では変更点を見ていこう。エクステリアは、前後のバンパーのデザインを変更し、ワイド感を強調するものになった。さらに「インテンス」「ゼン」グレードに関してはヘッドライトがハロゲンからフルLEDとなり、さらにCシェイプランプという、アルファベットのCの字型のスモールライトが装備されている。
このライトは、開施錠時にはCシェイプランプが点灯し、自車の位置を知らせる(ウェルカムランプ/グッドバイランプ)機能と共に、暗がりでクルマを離れる際に、見送るように一定時間ランプを点灯してくれるシーミーホームも加わる。
ライトでいえばリヤコンビランプも数mm拡大され、バンパーと合わせて左右への広がり感を増した。
また、エクステリアではホイールの意匠変更も実施されている。
インテリアに目を向ければ、シートとドアトリムのデザインにも手が加わった。ドアトリムは素材が見直され、質感の高いソフトパッドが採用されている。
ゼンとアクティフに関しては、ステアリングの形状が変更となったほか、「R&Go」アプリをダウンロードするとスマートフォンでラジオやハンズフリーなどの操作が行えるようになる、R&Goアプリ対応ラジオを装備した。
これは上級グレードのインテンスのみだが、ボディカラーに合わせた3色のインテリアカラーと2色のシートカラーの組み合わせが設定されたことも見逃せない。
こうした変更を受けて商品力がアップしつつも、インテンスで10万9千円、ゼンが2万9千円と価格が下がったのだからお買い得といえるだろう。
インテンスとゼンは2月9日(木)、アクティフは3月23日(木)の発売だ。
ルノー ルーテシア マイナーチェンジ 新装備・変更点
●フルLEDヘッドランプ(オートハイトコントロール、シーミーホーム機能付き[インテンス/ゼン])
●リアLEDランプ[インテンス/ゼン]
●フロントLEDランプ[アクティフ]
●新フロントデザイン
●新ホイールデザイン
●新インテリアカラー[インテンス]
●新シート&ドアトリムデザイン
●ファブリック×レザー調コンビシート[インテンス]
●R&Go アプリ対応ラジオ[ゼン・アクティフ]
●自動防眩式ルームミラー[インテンス・ゼン]
●LEDマップランプ[インテンス・ゼン]
●ステアリング形状変更[ゼン・アクティフ]