共通認識とは限らないので注意も必要
人間関係を円滑にするには、意思表示やお礼などのコミュニケーションが重要。それは自動車社会でも同じで、ドライバーが運転中に行う合図がいくつかある。その代表的なものをここで紹介してみよう。
①ゼスチャー
●手を上げる→進路を譲ってくれた時などの御礼(頭を下げるのは運転中には不向き)。
●掌を上にして差し出す→相手に道を譲る。歩行者へ横断を促すなど。手を振る→バイバイ!?
●指を立てる→トラブルの元。やめましょう。
②ウインカー
●高速道路などで右車線での右ウインカー→前車にどいてほしいという意味。トラックなどは、「排気ブレーキ」をかけたことを知らせる合図にも使っている。
●左ウインカー(左折時以外)→停車する合図。「お先にどうぞ」の合図。
③ハザードランプ
●本来は緊急駐停車時の合図。路肩で停車することを後続車や周囲に知らせる。
●最近多いのは、譲ってもらったときなどの御礼を示す「サンキューハザード」(点滅2回が定番)。
●渋滞の最後尾に着いたときに後続車に渋滞を知らせる合図。
●低速走行車が走っていることを知らせる合図。
●大型車は、バックのときもハザードランプをつけて注意を促すことも多い。