水を混ぜた場合は要注意だが市販のウォッシャー液は心配ない
オイル、冷却水、ウォッシャー液、ガソリンなど、クルマにはさまざまな液体モノが使われている。金属に対して、これらの液体モノのイメージは腐りやすいというか、消費期限があるといったところ。
それらのなかで、とくに大丈夫かな、と思うのが水に近い「ウォッシャー液」だ。あまりに使わないなら入れ替えも必要と思うかもしれない。ホームセンターで150円ぐらいで売っていることもあるだけに、酸化防止剤など、さまざまな成分が入っているとは思えないからなおさらだ。

結論からいうと、とくに問題はない。成分は水というよりもアルコールだけに、放置すると菌が増殖して、噴射すると雑巾臭いニオイが漂う、なんていうことはなく普通に使える。もちろん緊急的に水を入れていたり、かなり薄く希釈している場合はもちろん腐るので、ずっと残っているようなら交換したほうがいい。
藻のような水アカが発生して、ノズルを詰まらせることも考えられる。また冬場だと凍結でタンクや配管が破裂するかもしれない。中古車を買って心配なら、タンクを開けてニオイを嗅いだりすればいいし、抜きたいならノズルのところの配管を抜いてペットボトルで受けておいて、スイッチを入れればいい。