地面にセンサーを埋め込む方式のオービスの撮影位置
自動速度違反取締装置=通称『オービス』が設置されている手前には、車線の真ん中に短い白線が引いてあることがある。これがオービスに内蔵されているカメラの撮影位置だ。
この白いマーキングがあるのは、4種類ほどあるオービスの種類のうち、ループコイル式タイプとLHシステムタイプのケース。
この2種類のオービスは、車両の速度をレーダー波(電波)で測定するのではなく、地面に埋まっている速度を計測するセンサー(ループコイル)を利用していて、道路上の白線は、そのセンサーの位置を示していると言われている。
この手のオービスはレーダー波を発しないので、レーダー探知機では検知しづらく、GPSレーダー探知機でもデータを更新しておかないと新設された箇所では、アラートが鳴らない。
また、ループコイル式タイプは、オービス本体が路肩に設置してある場合が多いので、遠くからは見つけにくいのだ。