最低限試乗をして異音や左右の曲がりに差がないかなどの確認は必要
お店で購入する場合、補修歴ありに関しては表示義務があるので、まずプライスボードに明記される。その上で、スタッフにどこがどうなったのかをきとんと説明してもらうこと。またできたら試乗もしたい。
そのうえで、真っ直ぐ走らない。ステアリングの切れが左右で違う。また異音がするなどの症状が出た場合は、避けたほうがいいい。もし直しますと言われても、一度組んでしまったクルマはバラバラにして調整するなどはかなり面倒なことだけに、結局無理なことがほとんどだ。
そしてさらに心配になるのは隠しているのではないかということ。つまり店選びの時点から疑心がある場合なのだが、最近、増えているのが中古車専門誌による第三者機関の査定だ。有料で行っているもので、実際に受けたことがある店によると「こんなことまで問題にするのか」というほどシビアという。
このシビアな査定の結果、鑑定書が発行され、個々の物件に表示している店も多いので、これを目安にすると安心だ。また繰り返すが、事故車とわかって買うなら、完全に納得してから。問題なければ、安く買えるわけで、ハナから完全毛嫌いする必要もないと思う。