シンプルだが思わず引き込まれるフィアット500の不思議なデザインの魅力
6台が並んだ写真を見ると、それぞれエクステリアが非常に個性的なことがわかる。ここではデザインを中心に各車を見ていきたい。
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スマートとトゥインゴは基本構造を共同開発しているものの、まったく個性は異なる。インパネまわりで新鮮なワリキリが感じられたのはトゥインゴ。ナビを装備しないかわりにスマートフォンのホルダーが用意されているのだ。
![115](https://cdn-webcartop.com/wp-content/uploads/2017/01/115-680x453.jpg)
一方、スマートはエアコンの吹き出し口の突出した主張といい、ドアトリムの模様といい、デザインに遊び心が感じられる。でも決して子供っぽくならないのがスマートのデザイン、と言えるだろう。
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2014年にフルモデルチェンジを行ったミニはボディサイズが拡大しても、顔もフォルムもインテリアの雰囲気もやっぱりミニ。ついでに質感はもっとも高い。
![118](https://cdn-webcartop.com/wp-content/uploads/2017/01/118-680x453.jpg)
そうした車種のなかにあって、デザイン面で特筆しておくべきはフィアット500だ。2016年にマイナーチェンジを行い、エクステリアでは前後ライトや前後バンパー、またインテリアではステアリングのデザインを変更。
装備面ではハンズフリー機能の追加、ドリンクホルダーの形状が見直され、内側にラバーサポートまでついて使いやすさが向上するなど、見た目と装備面で魅力が向上した。
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シートのデザインも変更され、今回はチェック柄が特徴となっている。また、フィアット500のフロントシートは、ボディサイズがコンパクトでも大きくてしっかりとしたものが採用されていることも挙げておきたい。
![091](https://cdn-webcartop.com/wp-content/uploads/2017/01/091-680x453.jpg)
さらにインストゥルメントパネルは、大きくて丸いメーターが運転席の目の前に1つと、センターパネルの液晶モニター、エアコンの操作パネルが極めてシンプルに存在している。にもかかわらず、このちょっぴりクラシカルさが漂う空間に身を置いた瞬間から、得も言われぬ親近感と魅力を感じさせてくれるから不思議だ。
![095](https://cdn-webcartop.com/wp-content/uploads/2017/01/095-680x453.jpg)
愛嬌たっぷりの顔をしたエクステリアも含め、走る前から感じられる魅力がフィアット500にはある。