1000kmを超えるとエンジンの回転を上げる最終段階
③1000-2000kmまで
・Mレンジを使用し、エンジン回転数を比較的高めに維持して1速から4速の間でのシフト操作を繰り返してください。
・不必要な急ハンドル、急ブレーキは避けてください。
・できるだけショックアブソーバーのセットアップスイッチをCOMFモードに選択し、サスペンションがストロークしやすい状態で走行してください。
1000kmを超えたら、今度はエンジンに当たりを付ける作業に入る。1~4速を使い、ある程度高回転を維持するような走りをするのである。これを2000kmまで続けたら、いよいよGT-Rのポテンシャルを解放するときがやってくるのだ!と、いいたいところだが、2000kmを走行した時点で「新車2000km点検」を実施し、アライメント点検、調整を必ず実施するように、とも記載されている。2000kmくらい走行した時点でようやくサスペンションが馴染んでくるからという理由のようだ。
それ以外にもGT-Rの取扱説明書には「GT-R特別項目」というものがおよそ30ページに渡って記載されている。どれだけのオーナーがここを熟読しているかは不明だが、それほどGT-Rは特別なモデルということが言えるだろう。