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【元レースクイーンが語る】今思い出しても辛かった体験5選 (2/2ページ)

【元レースクイーンが語る】今思い出しても辛かった体験5選

笑顔の裏には並々ならぬ努力がある!

 レースクイーンの今季オーディションも終盤に向かってきた頃ではないでしょうか? 今季初めてレースクイーンになる方に覚悟して見て欲しいレースクイーンで辛かった経験5選を紹介していきたいと思います。

①太ってはいけない・痩せすぎ禁止

 たくさんのオーディションを受け、晴れて今期のレースクイーンに選ばれたあなた! おめでとうございます。オーディション日まで頑張り体重を落としシェイプUP。憧れのサーキットに衣装を着て立てる日が近づいてきましたね。そこでこれからやってくるのが衣装作り。3サイズを測り、身体のありとあらゆる場所を測定してあなただけの1着を作ります。

 初戦は気合十分で頑張って落とした体重もキープしており余裕でコスチュームが着れるのですが、中盤にさしかかり気が抜けてくるとジャストサイズだった衣装にハミ肉が……。そうなると厳しいマネージャーやコントローラーに「痩せなきゃ次のレースは欠席させるぞ!」と怒られるなんてことも。

 私の友人は、レースクイーン時代編み上げの衣装だったため、太るとボンレスハムみたいになるのでレース前は食事制限や運動をして常に一定のプロポーションを保っていました。

 太りやすい人はダイエットをしないといけないのですが、最近の若い子は細すぎる子が多い! 悪天候の多いサーキットで疲労してさらに痩せていく子もいる。そうなると衣装を詰め再度手を入れ補修しないといけなくなることもあるので痩せすぎて怒られることも。

 太りすぎはもちろんNGですが痩せすぎても怒られることも。一度コスチュームを作ったらその体系を維持しないといけないということは忘れないように!!

②夏場のブーツ

 チームによってコスチュームの靴が、夏場でもブーツのチームもあります。コレ正直地獄なんです。ムレるうえに臭いが気になる。

 休憩中にブーツを脱ぎたくてもスポンサーやチームの方が居るピットでは脱ぐなんて言語道断。一度履いたら終わるまでチャックを下せないなんて地獄です。

③悪天候

 天気ばかりはどうにもならないことの1つ。レース初戦は寒さがまだ身にしみる時期。レース1戦目は夏コスチュームでサーキットに立つので寒くて震えることも当たり前。

 夏はとくに日中の気温30度超えは当たり前。猛暑日(気温35度以上)になることも。グリッドではアスファルトの照り返しもあり、体感温度はさらに上昇! 熱中症になりそうななかでもドライバーに傘を差し顔には汗をかかず笑顔で耐え、常に暑さと闘わなければいけないなんてことも。

 ちなみに悪天候のサーキットで私が個人的に1番辛かったのは11月雨の降る富士スピードウェイでのグリッド担当。グリッドウォークが始まるまで雨風にさらされ震えながらボードを握りしめ震えていたことは今でも忘れられない思い出です。きっとあの時寒すぎて不細工な表情だったんだろうな(苦笑)

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