【今さら聞けない】中古車の「ワンオーナー」って何がいいの? (2/2ページ)

大切なのはワンオーナーか複数オーナーかよりも履歴が明確なこと

 ワンオーナーだろうと複数オーナーだろうと、油脂類の交換も含めたメンテナンス履歴が明確かどうかを判断材料にしたほうが失敗するリスクは低いといえる。

ただし、新車登録から短期間で何人ものオーナーの間を渡り歩いたクルマは不安があるので、その理由や事情がわからない場合は警戒すべきだ。

ワンオーナー車でも、マニアックなオーナーに深く愛され続けた個体だとわかる場合は最高レベルに安心感が高い。

一方、スポーツカーや限定車は、複数オーナー車でも比較的クルマに愛情を注ぐタイプのオーナーが所有することが多く、低年式車でも歴代オーナーによってメンテナンスにお金がかけられ、オーナーが変わるごとに程度が良くなることもあるので、やはりオーナーの数より過去の履歴がハッキリしているかどうかのほうが重要だ。

とくに、道具や足グルマとして使われる実用車はオーナーの数に関係なく、古くなるごとにメンテナンスの充実度が下がる傾向にあるので注意したい。


マリオ高野 MARIO TAKANO

SUBARU BRZ GT300公式応援団長(2013年~)

愛車
初代インプレッサWRX(新車から28年目)/先代インプレッサG4 1.6i 5速MT(新車から8年目)/新型BRZ Rグレード 6速MT
趣味
茶道(裏千家)、熱帯魚飼育(キャリア40年)、筋トレ(デッドリフトMAX200kg)
好きな有名人
長渕 剛 、清原和博

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